普天間問題、官房長官も米大使も「トラスト・ミー」(産経新聞)

 平野博文官房長官は5日午前の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、ルース駐日米大使と2日に会談した際、大使が「どこにも漏らしません。トラスト・ミー(私を信じて)」と述べ、日本政府が検討している移設先の具体案をただしてきたことを明らかにした。

 平野氏は「ゼロベースで検討中であり、5月末までに決めます」とした上で、「トラスト・ミー」と理解を求めた。平野氏は、会談で米軍キャンプ・シュワブ(同県名護市)陸上案を打診したことを否定し、このやりとりは「私が何もいっていないことを証明する言葉だ」と強調した。

 「トラスト・ミー」は鳩山由紀夫首相が昨年11月のオバマ米大統領との首脳会談で発言した言葉。平野氏と大使は首相の発言を引き合いに互いの胸中を探り合った格好だが、この言葉を使った陸上自衛隊の1等陸佐が「首相発言を批判していると誤解を招く」などとして注意を受けている。

【関連記事】
官房長官と沖縄県知事が電話会談 「陸上案」検討を否定
普天間移設で剣が峰の首相 4月の日米首脳会談を視野 社民は猛反発
普天間移設で首相「今月中に決断」 シュワブ陸上1500メートル滑走路軸に調整
東富士演習場使用の協議を中断 静岡・御殿場市長ら 社民などに反発
普天間移設キャンプ・シュワブ陸上に自民・谷垣氏「公約違反」

機密費使途、確認できず=退陣確定の麻生政権が支出−政府答弁書(時事通信)
<秋篠宮さま>タイ、ラオス私的訪問へ(毎日新聞)
費用負担、公費めぐる意見多数−高齢者医療制度改革会議(医療介護CBニュース)
<福岡県接待疑惑>中島前副知事が接待認める 県調査委に(毎日新聞)
<放火容疑>元住職を逮捕 寺や仏具に火災保険3億円 埼玉(毎日新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。